対して、マチュアな人が多い米系、中東系、ヨーロッパ系ではみなさん超個人主義。皆が集まるのは、フライト先での娯楽が少なかったり、飲兵衛がいてお酒を飲みたいときだったり、そのフライト先に何度も行っていて飽きていたり、逆に目新しい観光地へグループとしてツアーに参加する時くらいではないでしょうか。強制なんてないので楽でいいんですが、逆にステイ先で誰かと出掛けたくても人数が集まらないし、寂しい思いをすることも…
現在中東系でフライトをして8年目の筆者は、目新しい観光地でもない限り、ホテルに引きこもって読書かテレビかインターネット。外に出るのはいつものスーパーマーケットと買い物を兼ねた散歩、朝ごはん会場だけということが多いですね。お気に入りはアジアでのステイです。ご飯の美味しさでフライトへのやる気が変わってくるのです。
いかがでしたか? 表からは見えないCAという職業の裏側が少しお分かりになりましたでしょうか。比較的単純なお仕事ですが、それ以外の同僚とのコミュニケーションや気遣い、お客様への心配りで全く違うお仕事になるのがCAの仕事の面白さ。またうまくいかない日があっても、次のフライトは新たなメンバーで新しいお客様を元気に迎えることが出来るのもいいところ。皆様のご搭乗をお待ちしています!
【プロフィル】徳山佳楠子
とくやま・かなこ 神戸市出身。中学校時代は父の仕事の都合で香港で過ごす。TOEIC900点以上/英検1級取得、中国語を話す。神戸市外国語大学卒業。台湾の航空会社にCAとして初受験・一発合格し就職。その後現在のドバイの航空会社に移って8年目。ファーストクラスを担当。海外生活は10年、訪れた国は80カ国。フットワークの軽さと好奇心の強さで、まだまだCAの仕事をエンジョイ中。
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このコーナーは株式会社AirSol(エアソル)に登録している外資系客室乗務員(CA)が持ち回りで担当します。現役CAだからこそ知る、本当は教えたくない「ここだけ」の話を毎回お届けしますので、お楽しみに。内容は随時更新します。エアソルはPR、商品開発、通訳、現地リサーチ、ライター業務等、現役CAの特性を活かせるお仕事を副業としてご紹介しています。