アクアライン探検 海底トンネルに隠された数々の仕掛け 全区間トンネル化しない理由は (2/3ページ)

  • 緊急避難通路に到着した隊員たち。頭上からクルマの走行音が絶えず聞こえる
  • (木更津方面に向かうトラックが走る)自動車専用道路の右側のトンネルから地下に降りていく
  • アクアラインの冒険が始まった。懐中電灯の明かりを頼りに先へ進む
  • 地下通路にたどり着くまでにいくつもの扉をくぐる。通路内の気圧を保つためだ
  • 海の下を走るアクアトンネルと海上を走るアクアブリッジ。途中に海ほたると風の塔がある
  • ガイドの説明を熱心に聞く参加者たち
  • 緊急避難通路内には150メートル間隔で非常電話が設置してある
  • 高速道路で事故や火災が起きたときは、このスロープを滑り降りて地下通路に避難する
  • 階段を上って地上に向かう。この写真を撮った地点は海面下15メートル
  • 海ほたるから川崎側に浮かぶ「風の塔」を眺める参加者たち
  • 海底トンネルの掘削に使用した「カッターフェイス」を復元したモニュメント。直径14.14メートルもある
  • 道路整備に使用するリフト車を体験試乗。かなりの高さだ
  • 道路パトロールカーでアナウンス体験する参加者
  • 道路パトロールカーの中はこんな感じ
  • 道路パトロールカーとリフト車を体験試乗
  • 海上保安庁が保有する巡視船「はまなみ」の船内を見学
  • ライフゼムの装着方法を実演する海上保安庁の隊員
  • ライフゼムを装着した男の子は感想を聞かれるとひと言…「重い!」
  • 海上保安庁の巡視船を見学する参加者
  • 地図上で海ほたるを確認。ほかの船舶らしき影も映る
  • 海上保安庁の巡視船「はまなみ」(11トン、35メートル型)
  • 海ほたるから木更津側を望む。向こうはアクアブリッジだ
  • アクアラインの換気を行う「風の塔」
  • 東京湾に浮かぶ「風の塔」。筆者が機内からスマホで撮影


 複数の扉をくぐって向かったのは、アクアトンネルの中にある緊急避難通路。ここは高速道路の真下にある通路で、筒状のトンネルを「自動車専用道路」と「緊急避難通路」に上下で分けた構造となっている。2層で構成されたトンネルの外壁は厚さ1メートル。避難通路の中は電気が通っていてそれなりに明るい。万が一、海底トンネル内で交通事故や火災が起きたときは、この避難通路に逃げ込めるようになっている。先ほど、絶えずドスン、ドスンと音がしていたのは、我々の頭上を無数の自動車が時速80キロ近いスピードで走っていたためだ。

 どうやって避難するの?

 意外だったのは、事故が起きたときに避難する方法だ。実は道路脇に300メートル間隔で避難口扉が設置してあり、そこからすべり台のような避難用スロープを降りて道路下の避難通路に逃げるのだ。ガイドによると「人は押す習性があるため、ケガをしないようにすべり台にしました」と説明してくれた。このような避難経路はアクアトンネル内に66カ所も設置してあるという。避難通路に降りると150メートル間隔で非常電話が置いてあり、受話器を外すだけで埼玉県の道路管制センターにつながるそうだ。避難通路には消防車や救急車などの緊急車両も入ることができるように設計されている。

 避難通路にはフワーッと柔らかい風が吹いていて、ややひんやりとしている。トンネル内に煙がこもらないよう意図的に風を通して換気しているのだ。さらには通路内の気圧を高めることで、トンネル内の煙が避難通路に降りてこない仕組みになっているのだという。アクアトンネルの最深部は海面下60メートル。実はその真上に浮かぶ人工島「風の塔」が、排気ガスと新鮮な空気の換気を行っている。

全区間を海底トンネルにしない理由

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