【木下隆之の試乗スケッチ】BMW「M4 GT4」 駆け抜ける歓びと優しいドライブを両立 (2/3ページ)

  • BMW「M4 GT4」
  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピットにて
  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピットにて
  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピット周辺にて
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  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピットにて
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  • BMW「M4 GT4」
  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピットにて
  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピット周辺にて
  • BMW「M4 GT4」
  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピットにて
  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピットにて
  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピットにて
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  • BMW「M4 GT4」
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  • BMW「M4 GT4」
  • BMW「M4 GT4」
  • BMW「M4 GT4」
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  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピットにて
  • BMW「M4 GT4」
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  • BMW「M4 GT4」
  • BMW「M4 GT4」
  • BMW「M4 GT4」
  • BMW「M4 GT4」
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  • BMW「M4 GT4」
  • 「BMWTeamStudie」が挑んだ2018ブランパンGTシリーズ・アジアのピットにて


 一方でコンペティションに不可欠な装備は充実している。デジタルメーターやエアジャッキといったレース用パーツが組み込まれているのである。

 世界の主要なスポーツカーメーカーの多くがこのカテゴリーに参加し始めた。今年は我々のBMWを筆頭に、AMGやポルシェ・ケイマンの他、マクラーレンやアウディR8、そしてジャガーが新型を発表。すべてが出揃ったら10数メーカーが参戦するという今注目のカテゴリーなのである。

◆電子制御システムも充実

 そんなGT4なのだが、レーシングカーといってもとても乗りやすくできている。というのも、GT4はいわば世界の腕っこきドライバーが安心して戦えることを目指して企画されたカテゴリーだからだ。

 数々の実績を残したプロドライバーだけでなく、趣味の延長として(というには本格的すぎるが…)参戦するドライバーですら扱えるように開発されているのが特徴だ。

 だから、スーパーGT500のように、一部の一流ドライバーでさえコントロールに手を焼くような激辛な操縦性ではなく、比較的優しくドライブできる。

 しかもBMWは「駆け抜ける歓び」をスローガンとしているように、ドライブすることで爽快な感覚を得ようとしているから尚更だ。それはBMWの哲学とも一致するのである。

レースでは速過ぎるがゆえの足枷も