【乗るログ】12年ぶりにハッチバック復活 とにかく完成度が高いトヨタ・カローラスポーツ (3/3ページ)

  • カローラスポーツ
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  • シンプルにまとめ上げたインテリア
  • ACC(アダプティブクルーズコントロール)による運転も快適だった
  • カローラスポーツのメーターパネル
  • リヤビューカメラ
  • コネクテッドカーとしての価値もウリの一つ
  • 質感の高いインテリアとスイッチ類
  • ドライブモードの切り替えスイッチ
  • 試乗車はCVT仕様
  • 素材の組み合わせ方が巧みでチープさはない
  • リヤピラーが太いため、後方視界は良好とはいえない
  • カローラスポーツの後席
  • イグニッションスイッチ
  • 1.2Lダウンサイジングターボエンジンを搭載
  • 荷室床面の高さは2段階で調節可能
  • カローラスポーツの内装
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 ワイド&ローの流麗なボディラインは街中で目立つ。実際に私も、気になったから振り向いたらカローラスポーツだった、ということが昨夏の発売後から何度もあった。とくに、リヤバンパーにクロムメッキ加飾を施した最上級グレード「GZ」のリヤビューは引き締まったアスリートの肉体のように華麗でスタイリッシュ。大きく張り出したフェンダーやリヤコンビランプの形状も好みだ。内外装のデザインは万人受けしそうとの印象を受けた。

 ぜひ高性能モデルが欲しい

 カローラスポーツは20~30代の若い世代を意識して開発されており、ネットワークと繋がることのできる「コネクテッドカー」であることもアピールポイントのようだ。今回の試乗で145キロの道のりを走った。はたしてこのクルマを見た若者が「カッコいいから乗ってみたい」「スマホとクルマが繋がるなら欲しい」と感じるかどうか、私にはわからないが、試乗車を借り出してすぐに感じた走りの質や基本性能の高さは、返却時もその印象が揺らぐことはなかった。好き嫌いは別として、同じ車台を共有するプリウスやC-HRと同様にパッケージの完成度は相当高いレベルにあると思っているし、もっとスポーツ性能に特化した高性能モデルを出せば、今後出てくるハッチバックの新たなベンチマークとなれそうだ。

 「カローラで日本にモータリゼーションを」という想いから1966年に誕生したカローラは、今年で53年を迎える。今では世界150以上の国と地域で、販売累計台数4680万台(18年11月末時点)を超えるロングセラーに育つなど長らく国民車として、そしてグローバルカーとして日本の自動車産業の発展をけん引してきた。2019年にはカローラセダンとワゴンを導入し、復活を遂げたハッチバックを含む3タイプのラインアップが出揃う予定。非常に楽しみだ。

《ヒトコト言わせて!》

 カローラスポーツのチーフエンジニア・小西良樹さん「時代とともに変化するカローラのDNAを引き継いだこのカローラスポーツは、未来のモビリティライフにつながる『コネクティッド』と、カローラが培ってきた『クルマ本来の楽しさ』を融合したクルマに仕上げました。ぜひ乗ってカローラが紡ぐ未来と歴史を感じていただければと思います」

 【乗るログ】(※旧「試乗インプレ」)は、編集部のクルマ好き記者たちが国内外の注目車種を試乗する連載コラムです。更新は原則隔週土曜日。▼アーカイブはこちらから

主なスペック(試乗車:Gグレード)

全長×全幅×全高:4375×1790×1460ミリ

ホイールベース:2640ミリ

車両重量:1310キロ

エンジン:直列4気筒ターボ

総排気量:1.2リットル

最高出力:85kW(116PS)/5200~5600rpm

最大トルク:185Nm(18.9kgfm)/1500~4000rpm

トランスミッション:CVT

駆動方式:FF

タイヤサイズ:205/55R16

定員:5名

燃料タンク容量:50リットル

燃料消費率(JC08モード):19.6キロ/リットル

(満タン法計測15.2キロ/リットル)

車両本体価格:約226万円