2カ月ぶりに貿易黒字 2月、原油安で2428億円
財務省が17日発表した2月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2428億円の黒字だった。黒字は2カ月ぶり。原油価格の下落で輸入額が減少し、4260億円の赤字だった前年同月と比べて収支が大幅に改善した。
輸出は前年同月比4・0%減の5兆7034億円で、5カ月連続で前年実績を下回った。パナマ向けの貨物船などが好調だったものの、景気減速が続く中国向けの液晶部品や台湾向けの鉄鋼などが振るわなかった。
輸入は14・2%減の5兆4606億円で、14カ月連続のマイナス。サウジアラビアなどからの原油が33・3%減の3801億円と、19カ月連続で前年実績を下回った。
国・地域別の貿易収支は、対米国が6041億円の黒字。対中国が3824億円の赤字、対欧州連合(EU)は334億円の赤字だった。
財務省の担当者は「原油価格の状況をみると、今後も輸入額はしばらく低い」とみている。
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