銃乱射テロ容疑者のアイフォーンロック解除に1億円超支払い FBI長官「価値あった」
米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は21日、米カリフォルニア州で発生した銃乱射テロを巡り、容疑者のiPhone(アイフォーン)のロック機能を解除する技術への対価として、100万ドル(約1億1千万円)以上を支払ったと明らかにした。
FBIは、iPhone製造元のIT大手アップルにロック解除を求めたが拒否され、外部協力者の技術で解除に成功した。コミー氏はロンドンでのフォーラムで「多額を支払ったが、それだけの価値はあった」と正当化した。誰に対し支払ったかは触れなかった。
米メディアは、協力者が日本のIT関連企業、サン電子(愛知県)子会社でイスラエルに本社を置くセレブライトの可能性があると報じた。銃乱射テロは昨年12月、カリフォルニア州サンバーナディーノで発生し計14人が死亡。犯人は銃撃戦の末死亡した。(共同)
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