NY株反落、210ドル安

 

 28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、IT企業の業績先行きに警戒が広がったことなどで3日ぶりに反落し、前日比210・79ドル安の1万7830・76ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は57・85ポイント安の4805・29だった。

 日銀の追加金融緩和の見送りで東京市場の株価が下落したことも売り材料となった。外国為替市場では追加緩和による円安を見込んでいた投資家が円を買い戻した。円は一時1ドル=107円台後半に上昇した。

 低調な決算を今週発表した米アップルが約3%の大幅安となり、日銀の緩和見送りによる株価下落から持ち直しかけたダウ平均を再び押し下げた。著名投資家アイカーン氏がアップル株を手放したと明らかにし、売りを誘った。IBMやマイクロソフト、インテルなどIT企業にも売りが波及した。(共同)