東京株、序盤の下げ幅600円超で一時1万6000円割れ 円急騰106円前半で

 
前週末までの日経平均株価の推移

 2日の東京株式市場は大幅続落で始まった。日経平均株価の寄り付きは、前週末比308円95銭安の1万6357円10銭。さらに急落が続き、下げ幅は一時、600円を超え1万6000円を割り込んだ。

 午前9時15分現在は、651円安の1万6014円。

 朝方からの円相場が前週末に引き続いて1ドル=106円台前半で取引され、円高ドル安が大きく進み、これが大きな下げ材料となっている。午前9時ごろは、1ドル=106円40銭付近で値動きしている。東京外国為替市場では前週末終値の1ドル=108円39銭から大きく上昇しており、2014年10月以来、1年半ぶりの円高ドル安の水準となっている。

 4月28日正午ごろ終了した日銀金融政策決定会合で、追加金融緩和が見送られたことが円買いの材料となり、国内外でドルを始めとする対主要通貨で軒並み円が上昇した。投機的な円買いが仕掛けられたとの見方もある。

 対ユーロの円相場も、126円前半から122円付近へと4円以上値上がりしている。ポンド、豪州ドルなど他の主要通貨に対しても対ドル、対ポンドと同様に円が急騰する動きを見せている。

 東証株価指数(TOPIX)の2日の始値は、前週末比23.98ポイント安の1316.57。