ニホンウナギ規制提案なし 秋のワシントン条約会議、違法取引防止策は検討へ

 

 絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約事務局(ジュネーブ)は2日、9月から南アフリカで開かれる同条約締約国会議の議題を発表した。ニホンウナギの規制が提案されるかどうか注目されたが、今回含まれなかった。

 議題になれば規制の可否が検討され、輸入が禁止される可能性もあるとして、業界関係者が動向を注目していた。一方、世界各地のウナギ保護のため漁獲量や国際取引の現状に関するデータを各国が持ち寄り、ウナギの違法取引防止策を検討すべきとの欧州連合(EU)提案の決議案は議題に入った。

 国際自然保護連合(IUCN)は2014年、ニホンウナギを絶滅危惧種に分類。ニホンウナギ保護に向けた国際的な動きは年々強まっており、次回以降の会議で議題となる可能性は残されている。(共同)