通貨安競争回避の再確認を 米財務長官、仙台G7で
ルー米財務長官は13日、仙台で来週開かれる主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、通貨切り下げ競争回避を再確認する必要があるとの見方を示した。ドルの基軸通貨としての地位を守る取り組みを続けるとも述べ「強いドル」は国益に沿うとする伝統的な米国の立場に変わりないことも示した。ワシントンで開かれた朝食会で語り、ロイター通信が伝えた。
4月の日米財務相会談では、麻生太郎財務相が急激な円高進行に懸念を表明。ルー長官は「為替相場は秩序を保っている」と反論した経緯がある。長官は現在も見方は変わっていないとし、今週に入って為替介入の可能性に言及した麻生氏を牽制(けんせい)した。通貨安競争は1カ国でも始めると次々と「連鎖していく」とし、そうした行為を回避するとしたG7やG20の合意を各国が繰り返し確かめることが重要と述べた。(共同)
関連記事