サミット経済政策協調は「今ので十分」と麻生財務相 先週末からの前進、期待せず

 

 麻生太郎財務相は24日の閣議後会見で、三重県で26、27日に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)での世界経済浮揚に向けた政策協調について「今の(合意)で十分」と述べ、先週末の先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議での合意をさらに前進させることには「期待していない」との考えを示した。

 G7財務相会議では各国が財政出動、金融政策、構造改革を国情に応じて組み合わせ政策を総動員し、世界経済のテコ入れを目指すことで一致した。麻生氏は「問題なのは金がないのではなく、需要がないということ」と話し、需要喚起のやり方については各国次第と言及した。

 一方、麻生氏は伊勢志摩サミットでの展望については「中近東から欧州に流れ込む難民の問題が一番大きいと思う」との見解を示した。