GPIF運用委、委員長に新井氏

 

 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の諮問機関で運用状況を監視する運用委員会は30日、東大名誉教授の新井富雄氏を委員長に選出した。新井氏は野村総合研究所出身で、東大院教授も務めた。資本市場や企業金融に詳しい。

 塩崎恭久厚生労働相は19日付で、新井氏と、野村総研出身の京大院特定教授の加藤康之氏を運用委員に選任。運用委員会は外部の金融や経済の専門家らで構成。現在は7人体制で、委員長代理には30日付で学習院大教授の清水順子氏が選ばれた。