訪日客増へ「大胆な予算要求を」 官房長官、各省に指示
観光戦略に関する局長級会議であいさつする菅官房長官。左は石井国交相=16日午前、首相官邸
菅義偉官房長官は16日、訪日外国人旅行者数を2020年に4000万人に増やす観光戦略に関する局長級会議で「効果的で思い切った予算要求をしてほしい」と述べ、17年度予算の概算要求に観光関連の要望を盛り込むよう各省に指示した。
菅氏はまた、地方での訪日客の増加につなげるため、各地の受け入れ環境の整備につながる支援制度の創設を検討することや、税制の見直しを議論するよう要請した。
観光戦略は3月に策定。訪日客を増やすため、文化財や国立公園を観光資源として活用するほか、高速バスや鉄道といった交通アクセスの改善、東京や京都の迎賓館などの一般公開に取り組むとした。
会合では、観光庁のほか文化庁、環境省、法務省などが施策の進み具合を報告。文化財をめぐって、複数の言語による案内表示や解説を充実させることや、全国規模で美術館の開館時間の延長を検討するべきだといった意見が出た。
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