参院選 今井絵理子氏、心の中はSPEEDの名曲『Starting Over』

 
当選確実となり息子が書いた絵馬を手に感極まる今井絵理子候補=10日、東京都中央区(桐山弘太撮影)

 女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバーで自民党比例代表候補の今井絵理子氏(32)。午後8時9分、テレビに「当選確実」のテロップが流れると、支持者らからは「よおし!」という歓声が上がった。大喝采の中、今井氏が東京都中央区の選挙事務所に笑顔で姿を見せた。

 今井氏は赤いブラウスに黒いスカート姿で登場し、長男とともに登壇。「今私の心の中に流れているある音楽があります。SPEEDの『Starting Over』という曲です。終わりは始まり、そういう音楽です。選挙戦は終わりました。しかし、これから始まるスタートラインに立たせていただきました」とあいさつ。

 支持者や家族らに感謝を述べた後、「これから先、議員になり、新しい旅が始まります。どんなに強い雨が降っても、向かい風が吹いても、私今井絵理子、笑顔をもって、そして不可能なんてないということを、夢は諦めてはいけないという姿をきちんと政治の世界で国会の場所で多くの方々に希望を持ってもらえるよう、頑張って参りたいと思います」と抱負を述べ、万歳三唱で初当選を祝った。

 シングルマザーとして聴覚障害がある長男を育てている今井氏は、手話を交えながら、出馬を表明した記者会見や街頭演説を行った。「どんな環境に生まれても希望を持てるようにしたい」と福祉の充実を訴えてきた。

 全国各地を駆け巡り、支持を広げた。9日の選挙戦最終日にはダンスグループ「TRF」のSAMさん(54)が応援に駆けつけた。歌手としての抜群の知名度を生かし、選挙への関心が薄い若年層を中心に支持を集めた。