6月の消費者物価は0・5%下落 3年ぶりのマイナス幅、エネルギー価格が値下がり
総務省が29日発表した6月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比0・5%下落の103・0だった。原油安を受けたエネルギー価格の下落が影響した。マイナス幅は5月の0・4%から拡大し、日銀の黒田東彦総裁が大規模な金融緩和に踏み切る前の2013年3月(0・5%)以来、3年3カ月ぶりの大きさとなった。下落は4カ月連続。
日銀が掲げる2%の物価上昇目標とは大きな開きがある状況が続いている。
品目別では電気・ガス料金やガソリンなどのエネルギーが11・8%の下落となった。テレビなど教養娯楽用耐久財は2・8%、エアコンなどの家庭用耐久財は2・6%下落した。
生鮮食品を除く食料は1・3%上昇したが、上げ幅は前月から横ばいだった。宿泊料は4・0%、外国パック旅行は14・2%それぞれ上昇した。
総務省の担当者は「エネルギー価格の下落を除けば、多くの品目が上昇していることに変わりはない」と話した。
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