日米財界人会議が開幕 TPP早期実現やデジタル革命などを議論

 

 日米の経営者が両国の経済問題などを討議する「日米財界人会議」が3日、東京都内のホテルで開幕した。約230人が参加し、日米経済連携の一層の強化やデジタル革命への対応、構造改革や人口動態などを議論し、4日に共同宣言を採択し、閉幕する。

 キャロライン・ケネディ駐日米国大使が基調講演し、「来週の投票で、新しい大統領が決まっても、これまでの強固な日米関係は超党派によるもので、変化しない」と語り、米大統領選の結果は、日米関係に大きく影響しないとの見通しを示した。

 会合では、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、日本で承認案と関連法案の成立を急ぐことで、オバマ政権下の米国での早期批准を後押しすべきだといった、TPP早期実現を求める意見が日米双方から出た。また、世界的にデジタル技術の活用を強化する必要があると同時に、サイバーセキュリティーの分野でも日米が連携して対応することなどを確認した。