北陸3県・小浜京都ルート 石川知事表明、足並みそろう

 

 北陸新幹線で未着工となっている福井県・敦賀以西のルート選定をめぐり、石川県の谷本正憲知事は5日、与党の会合で、福井県・小浜から南下し京都を経由する「小浜京都ルート」を支持すると表明した。福井、富山両県を含む北陸3県の足並みがそろった。同ルートはJR西日本も支持しており、与党内でも有力視されている。

 与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの検討委員会は同日、大阪府と滋賀県からも意見聴取し自治体ヒアリングは一段落。小浜舞鶴ルートや米原ルートの計3案からの絞り込みに向け議論を急ぐ。

 石川県では、県議会が米原ルートを採用するよう決議する一方、経済界は小浜京都ルートを支持するなど意見が割れ、知事はこれまで態度を明確にしていなかった。

 谷本知事は「JR西日本が自ら提案したルートというのが一番大きい。富山、福井両県が明確に支持していることも大切にした」と記者団に理由を述べた。

 大阪府は副知事が代理出席し「ルートの決定は国に委ねる」として、具体案に言及しなかった。