NY円急伸、115円前半 3週間ぶり高値 NY株は反落でまた2万ドル届かず

 

 5日のニューヨーク外国為替市場の円相場は急伸し、一時1ドル=115円21銭と昨年12月14日以来、約3週間ぶりの円高水準をつけた。米長期金利の低下で日米の金利差縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが優勢となった。

 午後5時現在は前日比1円90銭円高ドル安の1ドル=115円29~39銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1・0603~13ドル、122円33~43銭だった。

 同日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比42・87ドル安の1万9899・29ドルで取引を終えた。米長期金利が低下し、金融機関の収益を圧迫するとの懸念が広がり、関連株が下げを主導した。ナスダック総合指数は10・93ポイント高の5487・94と終値の過去最高値を更新。米経済に対する楽観的な見方が根強いことをうかがわせた。

 ダウ平均は朝方、前日の終値を挟んでもみ合って始まった。その後は雇用の先行きに関する不透明感などで米長期金利が低下すると、ダウ平均も水準を切り下げた。(共同)