原油減産達成率7月は94% 需要増大の予想も
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国による原油の協調減産を巡り、取り組み状況を確認する減産監視委員会は24日、合意目標の7月の達成率は94%だったと発表した。6月は98%。監視委は、減産に消極的なイラクやカザフスタンなどに目標順守を引き続き求める方針だ。
また原油需要について、世界経済の成長を背景に今年は予想より大きい上、来年は一段と膨らむと予想した。
監視委は9月22日に閣僚会合を開く予定。政情不安で減産が免除されているナイジェリアとリビアを招くという。
OPEC加盟各国と非加盟の産油国は1月から協調減産に取り組んでいる。(共同)
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