1万円を回復した東京市場の終値を示す株価ボード=19日、東京・八重洲【拡大】
一方、減速状態が長引いている海外経済の行方などによっては、相場は株高、円安の一本調子ではいかないとの声もある。
「欧州債務危機の再燃や中東での軍事衝突の可能性など、世界を見渡すとリスク要因は複数ある」(大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミスト)ためだ。
「必ず円安、株高にもっていきたい」。安倍氏はこう強調するが、政策実行が停滞すれば市場の期待は失望に変わり、株安・円高に一変する恐れもある。
みずほ証券の山口正宏投資情報部アシスタントマネジャーは「安倍氏は政権公約に関して『できることしか書かない』と言った。(株高・円安の持続には)安倍政権が政策実行力をいかに発揮するかに尽きる」と指摘している。