Q どうして
A 日本の消費者物価指数(CPI)は「1980年代後半のバブルの時期でも平均1.3%」(白川方明・日銀総裁)と米国などに比べて低いからだ。
Q 金融緩和をもっと強化すれば
A 日銀が昨年9月から12月に実施した追加緩和の規模とスピードは過去に例のない勢いだが、それでも物価上昇の兆しはない。「2%の物価目標」は、人々に物価が上昇するという「インフレ期待」を盛り上げようというカンフル剤の役目だ。
Q うまくいくのか
A 「物価目標」を導入する前から株価は上昇傾向にある。これは「資産インフレ期待の高まり」とみる専門家もいる。また、今以上に円安が進めば、輸入に頼るエネルギーや素材の価格が上がり、最終製品への価格転嫁でCPIが上昇するシナリオもある。