今頃になって冷戦時代を蒸し返し、映画で決着を付けようとするのもハリウッドらしいなと変に納得したものです。
検閲突破…アイアンマン流、究極の「必殺技」
しかし、4月26日から日本で先行公開される「アイアンマン3」には違った意味で驚かされました。米ハリウッドのニュースサイト、デッドライン・ドットコム(3月29日付)によると、この作品、何と通常版と中国版の計2種類作ったというのです。無論、ハリウッド初の試みです。
この作品、米国と中国では5月3日から公開されますが、中国版は昨年12月、北京で撮影が行われ、中国の人気若手女優ファン・ビンビン(范冰冰)が登場するなど、中国市場に強く配慮した作風になっているといいます。
なぜこんなことになったかというと、全世界の映画市場における中国市場での重要性がぐんぐん高まっているからです。
ロイター通信などによると、米映画協会(MPAA)が先月21日に発表した昨年の全世界での映画興行収入では、中国が前年比36%増の27億ドル(約2700億円)を記録。遂に日本を抜き、世界2位となりました。