ハリウッドにとって中国はもはや無視できないどころか、最も重要な市場となっているのです。
そして、いろいろ調べていくと、さらに驚くべき事が分かりました。昨年4月16日付米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)によると、何とこの作品、米ウォルト・ディズニー傘下のマーベル・スタジオと、中国の映画製作会社、DMGエンタテインメント(本社・北京)による共同製作だったのです。こんな直球ど真ん中の米国のヒーローもののアクション大作のシリーズ第3弾が“米中合作作品”だったとは…。
ちなみに、ハリウッドが、わざわざ中国版を最初から別に作った例は今回が初めてですが、中国市場に配慮して内容を変えたのは、この作品が初めてではありません。
今年3月29日付ロサンゼルス・タイムズ(電子版)などによると、昨秋公開されたハリウッドのSFタイムトラベルスリラー『LOOPER/ルーパー』(2012年)も、DMGが出資者だった関係で、主要な舞台がフランスから上海に変更され、中国の人気女優シュイ・チンが未来の主人公の妻を演じました。