首都ジャカルタのビル建設現場。インドネシアは政府がインフラ整備に注力していることもあり、建設市場が急拡大している(長谷川周人撮影)【拡大】
巨額の投資により建設市場は順調に拡大する見込みで、協会幹部は「14年には480兆ルピアを突破する」と強気の見解を述べた。
世界銀行が2年に1度発表し、交通インフラの充実度などを示す「物流パフォーマンス指数」の2012年版で、インドネシアのランキングは155カ国・地域中59位と、前回の75位から大きく順位を上げた。
しかし、同じ東南アジア地域のシンガポールやマレーシア、タイなどよりもまだ下位につけている。インドネシア政府は、経済競争力強化のためにもインフラ整備を急ぐ方針だ。