「iKOBE」をキーワードに、神戸観光の活性化をねらう(写真は再開発が注目されるJR三ノ宮駅南側広場)=神戸市中央区【拡大】
作成したアプリは、神戸の魅力をテーマ別、ターゲット別、コト・モノ別、イベントカレンダー別といった、多様な切り口から情報を発信する仕掛けになっている。
例えば「著名人のある1日」として、その著名人がどこを訪れ、どこでショッピングし、どこで食事し…といった、1日の行程を追いかけることで、ストーリー性のある情報を発信することができる。
聞きっぱなしで終わらせない
このほか、新神戸や三宮に設置されている、いわゆる旧来タイプの観光案内所を刷新し、「iKOBE コンシェルジュ」に衣替えするよう求めている。
「観光客の誘致はいまや国際競争。そろそろ、このあたりで情報発信のあり方を根本的に変えないと、神戸市は取り残されてしまう。海外の都市と比べると、神戸はちょっとローカルだ」と河野委員長は危機感を露わにする。