マレーシアで2030年前後に着工予定の東海岸鉄道路線(ECRR、全長620キロ)開発事業は、資金の大半を民間からの出資でまかなえる見通しだ。現地紙ビジネス・タイムズが報じた。
消息筋によると、クアラルンプール首都圏とマレー半島東部3州の各都市を結ぶ同路線の総工費は推定600億リンギット(約2兆440億円)で、民間資金を活用できるめどがついているという。
ECRR開発事業は、マレー半島東海岸経済開発地域「東部回廊経済圏」の開発委員会が連邦政府に提案した。現在、陸上公共交通委員会が事業可能性調査を行っている。
同委員会の開発担当者は首都圏につながる鉄道を建設することで東海岸地域に経済波及効果をもたらしたいとしたうえで、「計画はまだ調査段階でいかなる結論にも達していない」と語った。