シェールガスの生産本格化で値下がりしている現在の米国の天然ガス価格は日本が輸入しているLNG価格の4分の1から5分の1程度。
日本政策投資銀行は原油価格に連動した中東などの高いLNGの価格が米国産ガスの影響で下がることも織り込んだ場合、32年には日本のLNGの調達価格が約15%下がると試算しており、「収益改善や電気料金の上昇抑制につながる」(中部電力)との期待は大きい。
とはいえ輸入が始まるのは4年先で、足元の調達価格が安くなることはない。輸入が始まる2017年時点で米国内のガス価格が安いままという保証もない。