シェールガス採掘のイメージ図【拡大】
シェールガスは地下2千~3千メートルにある泥土が堆積した「頁岩(けつがん)(シェール)」層に含まれている。存在自体は古くから知られていたが、商業生産が可能になったのは最近のことだ。
天然ガスは原油と同様に、藻やプランクトンなどの堆積物が地底で長い年月をかけ熟成されてできたと考えられている。在来型ガス田は地層の間を移動したガスが隙間の多い岩石の中にたまったもので、縦に穴を開けると自然に地上へ噴き出る。だが、シェールガスはガスが流れにくい地層のなかに広く薄く残留しており、取り出しにくい。
採掘を可能にしたのは、(1)水平に掘り進める「水平掘削」(2)水を高圧で押し込んで人工的な割れ目を作る「水圧破砕」(3)地盤に震動を与えて地層構造を立体的に把握する「地震探査」-という3つの技術だ。