安倍首相は4月のロシア訪問で地元財界人らを招き、日本食と日本の酒類を振る舞うイベントを開催。用意した200人分の食事に数百人が来場するなど盛況で「外交の場で和食のイベントを開きたい」(政府関係者)との考えを強めたという。政府はユネスコの「無形文化遺産」に日本食文化登録を目指しており、今年12月の可否決定を視野に、さりげなく日本食をPRした格好だ。
村田さんは「大人数の公式晩餐会にも日本料理が活用できることを示し、晩餐会のあり方を変えるきっかけになれば」という。ホスト国・日本の熱意はどこまで通じたのだろうか?