大手企業の夏季賞与【拡大】
今年に入って、高級腕時計などの高額品が売れ始めたが、株高による資産効果は限定的だった。本格的な消費回復には賃金上昇が欠かせない。ボーナス増は「より多くの人が、お金を消費に回すきっかけになる」(野村証券の木下智夫チーフエコノミスト)とみられている。
駆け込み需要も照準 熱帯びる知恵比べ
商機を迎え、各社の販促にも力が入る。家電量販店のビックカメラは、ビックカメラ赤坂見附駅店(東京都港区)の開店時期について、「旺盛な消費が見込めるタイミングを、みすみす逃がす手はない」(同社幹部)と、当初予定から大幅に前倒しし、ボーナス商戦に間に合う今月7日に設定した。
百貨店の中元商戦でも、例年にない豪華な品ぞろえが目立つ。大丸松坂屋百貨店が15万円の高級ワインをギフトセンターに登場させたほか、高島屋も8000~1万円の価格帯の商品を前面に押し出す。ビール各社もギフト用のプレミアムビールを充実させ、客の財布のひもを緩めさせる。