インドネシアの製造業は今年4~6月の第2四半期に成長が鈍化した。世界経済の不透明性を背景に輸出低迷が続いたことが原因だ。現地紙ジャカルタ・ポストが報じた。
英金融大手HSBCの調査によると、第2四半期のインドネシア製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.4で、第1四半期の50.5からわずかに上昇した。PMIは景気動向指数の一つで、指数が50より大きければ前回比で景気上昇、小さければ景気悪化を示す。
HSBCのエコノミストは「インドネシアの製造活動は拡大を続けているが、そのペースは鈍くなっている。新規の輸出注文は6、7月と減少に転じた。世界経済の回復力が脆弱(ぜいじゃく)であり、同国製造業への逆風も強いことが表れている」と指摘した。そのうえで、「しかしPMIを全体的に読み取ると、引き続き内需がマイナス要因を打ち消す働きを保っている」と述べた。