このため、甘利氏は「(国内の)設備投資の回復を後押ししていくことが必要」と強調。設備投資の減価償却費を初年度に一括計上して税負担を減らす「即時償却」などの検討を急ぐ考えを示した。
緊急経済対策の効果
公共投資は2012年度補正予算に伴う緊急経済対策の効果が顕在化し始めた。国土交通省の建設工事受注統計によると、6月の国・地方発注による公共工事は前年同月比13.6%増と3カ月連続で2桁の伸びを示した。
ただ、公共投資は工事完成後でないとGDPには計上されず、甘利氏は会見で「7~9月期に増える」との見通しを示した。