日本で稼働中の地熱発電所【拡大】
今回の実証事業では「地震探査」と呼ばれる探査技術を活用する。地震探査は、火薬などを使い人工的に振動を起こし、地中から跳ね返ってくる反射波を分析し地下の構造を把握する手法で、石油・天然ガスの探査では主流となっている。地熱発電の地下探査で一般的な「電磁探査」という地下の電流や磁場を測定する探査技術より、地下構造を正確に把握できると期待される。両手法を組み合わせることで探査精度の向上を目指す。
国が石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に交付金を支給しJOGMECが民間企業などに事業委託する。JOGMECは今秋にも委託先を公募で決める。同時に安定的な発電を維持する技術開発を行う実証事業に乗り出す予定で、予算は両事業あわせて今年度約5億円。
国挙げ新設を推進
地熱発電は、気象状況によって発電量が変わる太陽光や風力と異なり、年間を通じて安定的に発電できる。