例えば、国内自動車大手のタタ・モーターズが手がける世界最安小型車「ナノ」はクレジットカードでの購入が可能。例えば10万ルピーをカードで支払う場合、毎月8333ルピーを1年払いで返済し、金利・手数料は無料だ。
同社のランジット・ヤコブ社長(乗用車担当)は「インド初の試みで、より多くの消費者が無理なく車を購入できるだろう」と販売拡大に期待する。
インドのクレジットカード市場を取り巻く状況はここ数年で劇的に変化し、拡大の好機を迎えている。カードを発行する銀行やカード会社はモバイル決済などの普及でさらに同市場は活発化すると予測している。(ニューデリー支局)