アサヒビール製品の年間売り上げは05年以降、平均47%の勢いで増加しているという。同社は主力製品の「スーパードライ」の世界販売量の13~15%を韓国市場が占めるとしており、今年は期間限定店舗の「スーパードライ・エクストラコールドBAR」を日本以外では初めてソウルの江南区に出店。シェア拡大を目指している。
韓国でアサヒビール製品の販売を行う合弁企業ロッテアサヒの幹部は、年内にシェア0.9%を実現したいとしたうえで、「韓国国内の中間層の支持が広がってきており、近くシェア1%を突破できる」と今後の展開に自信を示した。
韓国の聯合(れんごう)ニュースによると、日本と韓国ではビールの定義が異なっており、日本は麦芽含有量が66.7%以上をビールとしているが、韓国は10%以上でビールと認定している。