しかも、報道発表文には、大証を取引の中心とする銘柄の一覧表まで添付されていたので、市場関係者は「大証銘柄から新規採用する」というメッセージとして受け止めた。
市場で採用が有望視されるのは大証の看板銘柄だった任天堂を筆頭に村田製作所、日本電産、ロームなど京都の企業。他業種では、日本取引所グループやベネッセホールディングスも有力候補である。
日経平均に採用されたら、ETF(上場投信)などに組み入れられるため、大量の買いが入る。このため、組み入れ日前までに取引が過熱することが多く、売買は簡単ではない。トレードとして利用しやすいのは、採用銘柄ではなく除外銘柄なのだ。
日経平均からの除外が決まると、ETFなど日経平均連動型ファンドは除外銘柄を短期間のうちに売却する。当然、株価は大幅安だが、売りが終わった後は徐々に値を戻していくケースが多い。