インドネシアの自動車業界が試練の時を迎えている。メーカー42社が加盟する同国自動車製造業者協会によると、今年上期(1~6月期)の自動車販売台数は60万1952台で前年同期比12%増だった。しかし、下期(7~12月期)は金利上昇などにより減速の恐れがあるという。現地紙ジャカルタ・グローブが報じた。
同協会は下期に販売ペースがやや落ちることを見込んで、今年の販売台数を前年並みの110万台と予測している。一方で同協会のジョニー・ダーマワン副会長は、メーカーが販売店への供給量を増やすことができた場合、今年の販売台数は120万台を突破する可能性もあるとみる。
ただ、同副会長によると、今年の同国の自動車業界は大きな試練に直面している。懸念されるのは、インフレの進行と通貨ルピアの下落を踏まえ、インドネシア中央銀行が主要政策金利を引き上げたことだ。