大綱案では企業の設備投資を引き出す投資減税策も明記。生産性が年1%以上向上する設備に対する投資を行った企業に対して取得額の最低3%を「税額控除」するか、減価償却費を初年度に一括経費計上して税負担を軽くする「即時償却」を選べるようにする。研究開発費を増やした企業への現行の減税措置は16年度末まで3年延ばす。
消費税率引き上げに備えた税制改正の原案
【復興特別法人税】
▽2013年度末に1年前倒しで廃止することを検討
▽設備投資拡大から賃金上昇、消費拡大の好循環につなげる
▽廃止分の不足は13年度補正予算で穴埋めする方向
▽復興特別所得税は維持する
【賃上げ】
▽経済産業省などで主要企業の賃上げ動向を調査
▽雇用者所得を増やすための税制を拡充。13、14年度中に給与総額2%以上(12年度比)引き上げ企業に減税措置。15年度は3%以上(同)の企業が対象
【投資関連税制】
▽生産性の高い新規設備導入で16年3月末まで費用の全額償却か最低3%の税額控除
▽研究開発促進のため、試験研究費の増加分の最大3割を税額控除