放映されず“暴露”も
CCTVは昨年の国慶節には「あなたは幸福ですか?」と聞く番組を制作し、一部から不評を買った。今回の放送でも、著名経済人の任志強氏が中国版ツイッター「微博」で、「愛国とは?」と聞かれたのに対し「人民の生活を良くし、さらなる権利と自由を享受できるよう政府の一切の誤りを批判することだ」と答えたのに放映されたかった、と主張した。
任氏の発言は、英BBCの中国語版サイトも、番組の恣意(しい)性を証明するものとして引用。法輪功系の在米中国語新聞「大紀元」(電子版)は、「腐敗した権力にこび、常習的にウソをまき散らすCCTVを解散させることが愛国だ」とするネットユーザーの発言を紹介している。
反感、自虐、反日
番組に関連し、微博の一つ「新浪微博」では、「あなたが国を愛していると証明できる一言」という「話題」が設けられ、10日までに7万件以上の書き込みがあった。