これに対し、政府側は「すべてを一気にゼロにするのは難しい」としながらも、具体的な検討作業を進める考えを表明。自民党も25日からの農林部会などの合同会議で議論を始める。
今後は、減反への国の関与を弱める方策や補助金の大幅削減が検討の柱になる見通し。政府・自民党は来年の通常国会への関連法案提出を視野に入れる。ただ、減反による価格維持の恩恵を受ける農業団体などの反発で、調整が難航する可能性もある。
【用語解説】コメの生産調整(減反) 潜在的なコメの生産力が需要を上回っていることから、供給過剰による値崩れを避けることを目的に、国がコメの生産量の目標を定めて農家の作付けを抑制する政策。2013年度当初予算では、減反に応じることを条件にコメの生産農家に支給している補助金が1613億円計上されている。ただ、農業の弱体化をもたらしたとの批判も根強く、政策転換を迫られている。