東証1部上場企業の平成25年9月中間連結決算発表が31日にピークを迎える。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による円安株高など外部環境の好転を受け、26年3月期業績予想を上方修正する動きがどこまで拡大するかが焦点だ。あわせて26年春闘の賃上げに向けた、経営トップの発言にも注目が集まる。
東証によると、31日はソフトバンクやソニー、パナソニック、富士重工業、マツダなど、東証1部の253社を含む上場企業340社が中間決算を発表する予定だ。為替影響の大きい輸出産業や、来春の消費税引き上げを視野に、需要を先取りする企業など、好決算が期待される業種も少なくない。
SMBC日興証券の集計によると、4~6月期決算の時点で、1部上場企業の営業利益は前年同期比32・5%増、最終利益は約2倍になった。だが、26年3月期については、「為替の先行きは不安定」(ホンダ)などと慎重な企業が多く、業績予想を修正したのは営業利益ベースで開示企業の7%、最終利益ベースでも9%にとどまっている。