北京燃気・大唐石炭SNG事業部の段衛東マネジャーは「SNGの熱量や成分は天然ガスとほとんど同じで、一般ユーザーには違いがわからないうえ、北京で、陝西からきた通常の天然ガスと混ぜたうえでガス管網に送る」と説明する。
段マネジャーによると、においがほとんどないため安全性を考慮して人工的ににおいをつけるという点も、通常の天然ガスと同じだという。ガス漏れの際に発覚しやすくするためだ。
価格については、通常の天然ガスに比べてコストがかかるが、ガス価格は政府の管理下にあるため、すぐに値上げということにはならないという。
北京市内には、天然ガスを燃料とする熱電併給プラントが近年、新たに4カ所建設されている。
段マネジャーによれば、昨年から稼働した東南と西南のプラントは、それぞれ年間8億~9億立方メートルの天然ガスが必要で、今年稼働した西北プラントは25億立方メートルを消費。来年稼働予定の東北プラントは15億立方メートルを消費するという。
中国各地で天然ガスの需要が拡大する中、北京も天然ガスの確保が課題となっていたが、SNG事業の完成後は安定供給が見込めそうだ。(新京報=中国新聞社)