さて、日本ではいま、関西・大阪の名門、阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)によるメニューの虚偽表示の発覚を機に、全国各地のホテルや百貨店で次々、偽装表示の事実が露呈している。
「これくらいなら、バレないだろう」「お客さんも、そこまでこだわってないだろうし…」といった軽い気持ちで産地や原材料を偽装する行為が積もり積もれば、米国でのおやつジャーキーを巡る騒ぎのような大事に発展する可能性は十分にある。
なぜなら、おやつジャーキーの事例は、製造元などが原材料の出所情報などの把握を怠ったことにすべての原因があるからだ。
われわれが口にする食べ物の原材料や産地を、われわれ自身が正しく知ろうとしない限り「食の安全」を守ることはできない。大阪から露呈した一連の偽装表示発覚という事態は、決して軽く考えるべきではない。