期待と不安の新株価指数 ROE重視…成否握る公的年金 (1/4ページ)

2013.11.28 06:00

 日本取引所グループ(JPX)などは2014年1月6日から、自己資本利益率(ROE)を重視した新しい株価指数の算出・公表を始める。国内の上場企業に経営の効率化を促すと期待される一方、指数が活発な値動きをみせるか疑問視する声もある。主要な指数として定着するには、120兆円を運用する世界最大級の機関投資家、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が投資のベンチマーク(運用基準)として指数を利用するかが鍵を握りそうだ。

 ROEを重視

 今回、JPXと傘下の東京証券取引所、日本経済新聞社が新指数「JPX日経インデックス400」をスタートさせる背景には、日本を代表する株価指数の一つ、東証株価指数(TOPIX)の現状に対するJPXの斉藤惇(あつし)最高経営責任者(CEO)のじくじたる思いがあった。

 「昨年末までの10年間、TOPIX(の値動き)は1%あるかないかで、世界の機関投資家から忘れ去られていた。ただ株価が数倍になった企業も多く、そういう企業のROEは高い」

「投資先としての魅力が高い企業を集めた指数で日本株をアピールする」

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