◆罰則強化と情報公開
私たちが提出したブラック企業規制法案は以下のような内容です。
(1)長時間労働を是正します。
・管理職を含めた全員の労働時間を記帳した台帳をつくり、閲覧できるようにします。職場の“働かせすぎ、働きすぎ”をチェックして、長時間労働を是正します。
・サービス残業には残業代を2倍にする「倍返し」制度を作ります。サービス残業を会社にとって「割に合わない」ものにして抑止力にします。
・年間の総残業時間を360時間に制限することを法定化します。
・一日の勤務が終わったら次の出勤時間まで、EU(欧州連合)並みに最低11時間の“休息時間”を保障します。
(2)離職者数の公表など労働条件や職場環境を正しく情報提供できるようにします。
・企業が採用数と離職者数を公表するようにします。
・就職を希望する会社が、ブラック企業に該当するかどうかの問い合わせに、ハローワークなどが応じるようにします。
・フリーペーパーなどの求人広告で横行している、給料を高額に見せかける誇大宣伝や虚偽記載をやめさせます。
(3)パワーハラスメントをやめさせます。
・厚生労働省は、パワハラ行為を行った企業に対して助言、指導、勧告を行い、勧告に従わない企業名を公表します。