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高給取りは増税に
高給取りの会社員は、増税になる。年収の一部を必要経費とみなし、課税対象から差し引く「給与所得控除」を縮小するためだ。
現在は年収1500万円超のサラリーマンには一律で245万円の控除が認められているが、この年収基準を16年1月に1200万円超、17年1月に同1000万円超に下げた上で、控除額を230万円、220万円にそれぞれ減らす。
17年1月以降、夫婦と子供2人の4人家族で、年収が1200万円の場合だと年3万円、1500万円では4万円の所得税や住民税の負担が増える見通しだ。
接待で景気押し上げ
消費税増税後の消費の落ち込みに備えて、大企業の接待需要を喚起する施策も盛り込む。資本金1億円超の大企業が接待などで支払う飲食代に限り、交際費の半分までを経費として認め、企業の税負担を小さくする。上限額は設けない。
13年度税制改正では資本金1億円以下の中小企業の交際費は、最大800万円まで経費として全額算入できるようにしたが、大企業の交際費は対象外だった。
国税庁調べでは企業交際費は11年度で2.8兆円と1992年度の6.2兆円から半分以下まで縮小しており、接待を税制優遇することで景気浮揚につなげる考え。