【焦点】
近年、企業経営者は内部監査を従来以上に重要視している。社内の不正が企業価値を毀損(きそん)したり、経営陣に対して株主代表訴訟が提訴されることなどがあるためだ。
海外子会社の監査は、さまざまな制約があるため、日本国内よりも監査の頻度も少なくならざるを得ないというのが実態と思われるが、時代の要請でもあり、前述のような実効性のある対策で監査の質を上げて行くことが望まれる。
編集協力=みずほ銀行
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【プロフィル】荒木広一郎
あらき・こういちろう 外資系企業の営業職やシドニー支店勤務を経て、アジアを中心に日系企業の海外進出支援業務に従事。公認内部監査人。