和食ブームに乗れ 「酒造米」今年から増産可能 輸出拡大へ減反対象外に (2/2ページ)

2014.1.9 07:43

 同時に、政府は日本酒の普及のために、世界最大のワイン教育機関「WSET」に今年設けられる日本酒専門講座の教授となる人材育成の支援に取り組むほか、海外の日本大使館や総領事館、日本貿易振興機構(JETRO)などが主催する日本酒や焼酎のPRイベントも25年度の約200回から26年度は大幅に増やす予定だ。

 政府が昨年12月に決定した「農林水産業・地域の活力創造プラン」は、農林水産物の輸出額を24年の約4500億円から倍増させ、32年に1兆円とすることを目指している。コメと日本酒などのコメ加工品については輸出額を130億円から600億円へ増やすとしている。

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 酒造米 日本酒を造る際の基本となる麹造りに適したコメ。主食米に比べ粒が大きいことやタンパク質が少ないなどの特徴がある。主食用米に比べて収穫量が少ないが、価格は高い。代表的な品種に兵庫県の「山田錦」や新潟県の「五百万石」がある。

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