【都知事選】細川氏出馬で小泉氏の動向が焦点 「揃って演説、大変だ」自民警戒

2014.1.10 15:30

小泉純一郎元首相(鈴木健児撮影)

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 東京都知事選で、小泉純一郎元首相の動向が焦点になってきた。出馬を決めた細川護煕元首相が「脱原発」を主張する小泉氏との連携を視野に入れているからだ。人気の高い小泉氏の支援を受けて細川氏が出馬すれば、舛添要一元厚生労働相の有力対抗馬となり、選挙戦の行方は様変わりする。民主党も「脱原発」が野党結集の軸になるとみて、舛添氏ではなく細川氏を支援する構えに転じた。

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 都議会自民党が舛添氏の推薦を決めた9日、党都連の萩生田光一幹事長代行は、小泉氏が細川氏を支援した場合の対応について「そういうことがあっても党としてぶれるつもりはない」と記者団に明言。党本部と連携して舛添氏をサポートする方針に変わりがないことを強調した。

 小泉氏は都知事選の対応について、自身が顧問を務める国際公共政策研究センターを通じ「取材はお断りしている」とし、態度を明確にしていない。だが、党執行部は神経をとがらせている。小泉氏が細川氏と連携すれば、党内や支持層に亀裂が走りかねず、党幹部は「そろって選挙カーで演説したら注目される。たいへんだ」と指摘。小泉氏に近い閣僚経験者も「2人が連携すれば、小泉氏とともに細川氏を支援する自民党議員も出てくる」と語る。

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 そうした中で、民主党都連は9日、細川氏を「最有力候補」(松原仁会長)と位置付けた。党内は舛添氏支援に傾きつつあったが、「脱原発」を掲げる細川氏支援に軌道修正した。細川氏擁立を模索していた海江田万里代表や、細川氏が率いた日本新党出身の国会議員が押し切った格好だ。

 細川氏の背中を押すことで「低迷する党の反転攻勢に出られる」(幹部)と分析する。小泉氏との連携が実現した場合は、小泉氏の人気にあやかることができる上、自民党を大きく揺さぶることもできるからだ。

 ただ、党都連内には「小泉氏とスポットライトを浴びたいだけで都政をやられても困る」「脱原発で景気が落ち込む」と否定的な見方もあり、一枚岩で対応することは難しそうだ。(村上智博、比護義則)

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