【Dr.小池の日本を治す!】4年ぶり党大会開催で新執行部選出 (1/3ページ)

2014.1.23 05:00

壇上に並んだ新中央役員とともに閉会あいさつをする志位和夫委員長(中央)=18日、静岡県熱海市(しんぶん赤旗提供)

壇上に並んだ新中央役員とともに閉会あいさつをする志位和夫委員長(中央)=18日、静岡県熱海市(しんぶん赤旗提供)【拡大】

 ■自公政権に「対決、対案、共同」

 1月15日から18日の4日間、日本共産党第26回党大会が開かれ、大会決議などを採択し、新執行部を選出しました。

 日本共産党の最高機関である党大会は、2年または3年の間に一回開かれます。今回は一昨年末に総選挙が行われた関係で4年ぶりの開催となりました。

 ◆4日間は長い?

 「党大会の会期が4日間」というと、他党の議員は「そんなに長く?」と驚きます。確かに、1月19日に行われた自民党は2時間程度で終わったようですから、驚かれるのも無理はありません。しかし、私たちから見れば、「どうして政党の方針をそんな短時間で決められるのか」と不思議でなりません。

 さらに、党大会そのものは4日間ですが、私たちは党大会に向けて全党で徹底した討論を行っています。今回の大会で採択された決議案は、昨年11月13日に発表され、2カ月にわたる全党討論を行ってきました。

 全国津々浦々にある2万の支部で討論を積み重ね、支部からも、党員個人からも修正補強意見を募集します。

 そして、各支部で代議員を選出して「地区党会議」を開き、さらにそこで選ばれた代議員によって「都道府県党会議」を開催。そこで選ばれた830人の大会代議員によって党大会が開かれました。

 先ほどの各地から寄せられた意見に加えて、会議で出された意見と、党大会当日の討論で出された意見を踏まえた補強、修正が行われます。寄せられる意見は大変貴重なものですから、極力決議案に反映させるように、大会期間中は徹夜の作業が続きます。こうして修正された決議案が、最終日に採決に付されるのです。

 私は大会最終日の議長を務めましたが、830人の代議員の全員の賛成で採択されたときにはホッとしました。修正作業にあたったスタッフの部屋からは、採択の瞬間に拍手と歓声が上がったそうです。

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